私にとっての生き金



――前回の続き。(▶誰かが保護してくれる

この時保護した子猫は5匹。合計で15万。
それでも最低限だ。病気の有無やもし飼い主が見つからない場合の生涯育てる費用を考えれば足りる訳がない。

さらに最近は特に、保護施設の前に猫を捨てていく人も多いと言う。それらの猫の為の費用は保護施設で負担するしかなく、何とか運営を続けるのが精一杯の状況らしい。

私は夫に許可を得て、現金を持って保護施設までその子猫達を連れて行った。
到着すると何よりも真っ先に猫の手当にあたってくれた。自己紹介や金の受け渡しなどは後回し。誰もがその子猫達を助ける事だけを考えていた。
急いで猫を温め、水分補給とトイレを促す。さらに点滴。

何時間かその場で私も一緒に過ごした。もう大丈夫。この人達になら任せられる。

その後、その保護施設と提携しているのが私の愛犬が通院している病院の医師だと知った。
その医師も薬剤の材料費のみ保護団体に請求するが、それ以外はボランティアだ。

誰もが少しずつ負担し合い、それでようやく助けられる。

気持ちだけでは動けない。声をあげるだけでも動けない。命を助けるには金が必要なのが現実。







先日、私は近所の猫屋敷の事を記事に書いた。(▶憎むなら家主を

その時、「保護団体に連絡をしては?」とアドバイスを下さった方がいた。

だが数えきれない程の成猫達。
それだけの数の去勢費用を誰が負担するのか?保護団体に丸投げでは無責任だ。連絡するだけで終わりではいけない。自分も何か負担する覚悟が必要だと思う。

そして何より、誰かが餌付けをしていて「私が飼っている」という認識があれば、そこに手を出す権利がない。仮に今いる猫を手術出来ても、そういう人はまたどこかから猫を集め、同じ事を繰り返す。
自治会の中でも市に相談するという話も出ているが、そこまで問題を大きくする事に反対だと言う意見もあり、まとまらない。


保護しても保護しても、また忘れた頃に捨てられた子猫を見つけてしまう。いたちごっこ。

それでも私は、その後も何度か子猫を保護している。
目の前に見つけてしまった時だけは、それが出会う運命だったと思い資金を寄付している。

今までの寄付金額を考えたら、少しは貯蓄が増えていたかも……と思う面もあるが、それでも生き金になっていると信じている。






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Posted byころり

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