プロフェッショナル

インテリア
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―――――前回の続き。


何日も悩んだが、結局どの生地にするのか決められなかった。

仕方なくその状態でショールームに行った。

店内は想像していたより客が多かった。
ショールームといえば、ほとんど店員がマンツーマンでついてくる。
それが嫌だったが、幸い混んでいる為、店員が追いつかず自由にゆっくり見る事が出来た。

私は手のひらサイズのサンプル生地を持っていたが、ショールームにはさらに大きなサンプル生地が展示されている。それらの大きな生地を実際にソファに被せ、イメージを膨らませる。

なるほど、家で悶々と考えていた時より、ずっとイメージしやすくなった。

ある程度希望の生地を絞り込んだが、それでも最後の決定が出来ない。
どこまで優柔不断なんだ。

夫に助けを求め「どう思う?」と聞いたが、「疲れた。好きなの決めなよ」と言うばかり。

どうしよう、焦る。
今日決めなくては、きっといつまでも決められない。

途方に暮れていたその時、

「何かお手伝い致しましょうか?」と

絶妙なタイミングで店員に声をかけられた。

振り返るとまだ新卒か?というぐらいの可愛い女性が立っている。まるでAKBにいそうなルックス。
私が布を見比べている姿で察したらしく、

「生地でお悩みですか?」と言う。

「そうなんです」と私。





するとそのAKB店員は、テキパキと、どういったイメージを希望しているのか質問してきた。

現在の部屋の床のカラー、家具のカラー、カーテンのカラー、好きなテイスト、などなど。
私はまるで導かれるかのように、彼女の質問に答えていく。

すると……あらら不思議。
どんどん自分の希望するものが見えてくる。

そしてAKB店員が
「となると、私はこの生地が一番適しているかと思います」と指差した布が完璧に見えた。

凄い!
これぞプロフェッショナル!

何て誘導が上手いんだろう。
それでいてこちらは全く嫌な気がしない。強引さも感じず、適度に砕けた……まるで友人のように時折談笑しながら話をすすめる所、とても好感が持てた。

まだ若い新卒……と甘く見ていた私は反省した。
さらにとても生き生き働いている彼女がとても輝いて見えた。

羨ましい。
自分もあんな風にもっと働きたかったな。

私達の家計には高すぎる買い物だったが、最後まで気持ちの良い対応で、大満足でソファを買う事が出来た。
私のお昼寝ソファの届く日が楽しみだ。




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