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子供のいない嫁

2017/05/04 Thu 11:02

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年末年始、お盆休み、そしてGW。

憂鬱でしかない休日。日常でないこの期間が嫌いだ。

このGWも、夫の実家で家族が集まるからと言われ、夫と共に実家に行ってきた。

夫の兄、その妻、兄の子供達が既に来ており、子供達を中心に楽しそうに会話していた。
以前から思っていたが、子供達が舅、姑の事を「ジイジ、バアバ」と呼ぶのを聞く度、どこか取り残されたように感じる。

私の実家でも兄の子供達はジイジ、バアバという呼び方をしていた。
近所の子供達も皆そう。今はそう呼ぶのが普通なのだと知ったが、私の子供の時代には「お祖父ちゃん、お祖母ちゃん」と呼んでいた。

時代によってそんな呼び方一つも変化していくのだが、子供がいない為にそういう変化に疎く、未だに馴染めない。


GWで子供も一緒なのだから、子供の話だけに夢中になってくれれば良かったのに、姑は今回もやはり介護の話を持ち出した。

「そのうち私達はころりさんにお世話してもらわないといけないから」

会話の間にそういう言葉をサラリと挟む。

私はビクッと反応するが何も言う事が出来ず、全身で夫に「何か言って!」というオーラを発する。


だがここでも夫は何も言わない。聞こえているのかいないのか、聞こえないフリをしているようにも見えた。

さらに義兄やその妻もそういうセリフを聞いても何も言わない。
この場にいる皆が姑の言葉が聞こえないかのように、テレビを見たり食事を続けたりしていた。

姑は義姉に言った。
「子育てって大変でしょう?お金もいるしね」

「そうですよー。もう毎日忙しくて」と義姉は返した。

そして姑は私の方を見て、「ころりさんがいてくれて安心だわ。兄夫婦のところは大変だから」と言った。

義姉は私の方を見ず、ただ下を見て微笑んでいる。


「ころりさんがいてくれて」

どうしてそうなるのだろう?まずは実子に頼むべき事で、実子同士が相談するべき事ではないだろうか?この家族の中では実子は他人事で、嫁の誰かが介護をするのが当然となっている。

若い頃には「子供を早く作りなさい」と言われ、中年になってくると「子供がいなくて良かった。介護を頼める」と言われる。

子供のいない嫁に自由はないのだろうか。

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