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説明義務

2017/04/21 Fri 20:52

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心療内科に行ってきた。

先日の病院での出来事を話すと、医師は「うん、うん」と頷きながら色々とメモをとっていた。

「貧血が原因だと言われたのですが……」と私が言うと、医師は首を振りながら言った。

「それは違うでしょう。この時の様子、あなたの心境などを聞いている限り、どう見ても心因性のめまいだと思います」

やはりそうか……自分でもそんな気がした。

そして医師は珍しく大きな声で言った。

「どうしてそんな時こそ抗不安剤を服用しなかったのですか!?」

「……あ、忘れてました……」

というか、まさかそんな事になるとは予測していなかったので、薬を服用するなんて頭にもなかった。
だが今から思うと病院に行く前から気分が落ち着かなかった。

医師は続けた。
「そんな心が安定していない日には、何か起ころうが怒らまいが、事前に抗不安剤を服用するのです。その為の薬なのですから」

「はぁ……すみません」

と、なぜか謝る私。

医師の指導通りに薬を使いこなせていない事が申し訳なく思えた。

「ではまた今回は違うお薬を出します。前回よりも即効性があり、持続時間が短いので、病院に行く時などにピッタリです」と医師は言いながら新たな薬を処方した。


今までの薬でいいんだけど……。信頼している薬の方が効果がある気がする。違う薬に変えるなんて不安が増えるだけ。

そう思ったが、医師がどんどん話をすすめて次の予約日の話になってしまったので、私は何も言えなかった。
こういう所が私のダメなところ。

相手の空気を察し、そうした方が良さそうだと思うと何も言えなくなる。例えそれが大切な事であっても。


診察後、調剤薬局に処方箋を持って行った。いつも混雑しているその薬局。待っている患者が長椅子にズラリと並んでいる。私も体を細めるようにしてその間に座った。

しばらくして薬剤師が薬を袋に入れ、私の目の前まで持って来てくれた。

「今回から一部お薬が変更になりましたね。前回までのお薬は効果がなかったですか?」

……いや、そういう訳じゃないんだけど。

「今回のお薬は効果があるといいですね。気持ちが辛くなった時にお水で服用して下さいね」

そう薬剤師が言った瞬間、隣に座っていた男性がグイッと首を曲げて私の顔を見た。

「気持ちが辛くなった時」

心療内科専属の薬局ではない為、そんなセリフが飛び出すのが珍しかったのかもしれない。

私は「はい、はい」と慌てて答え、逃げるようにしてその薬局を出た。

説明義務はあるのだろうが、あんな風に周囲に見られるのなら説明なんていらない。


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