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最初で最後

2017/01/20 Fri 13:40

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それ程愛犬は私達に幸せを与えてくれた。
この子がいない人生は考えられない。
だがこのまま時間が経てば、いつか愛犬は私達より先にいなくなってしまう。

それを考えるだけで耐えられる自信がない。
今でさえ不安定な私の心が、どれ程壊れてしまうのか、想像するのも苦しい。
いっそ愛犬の後を追ってしまいたい衝動に駆られる。

以前から夫とそんな話を時々していた。

「いつかいなくなったらどうしよう?」

「辛いけど、新しい子を迎えればいいよ」夫はそう言っていた。
新しい犬や猫が来たからといって、今の子の代わりになれるとは思えないが、ペットロスになった人の話を聞くと、ほとんどの人が新しい子を迎える事で立ち直ると言っていた。

そうなのかもしれない。
何より、家の中で唯一の明るい存在の愛犬がいなくなれば、私達の生活は真っ暗だ。
今までと違い、自由に旅行に行けるし、夜遅くでも外食する事も出来る。だがどれを想像しても楽しそうに思えない。

どんな素敵な場所に行くより、どんな豪華な食事を食べるより、この狭い家の中で愛犬と一緒にリンゴを食べる方がどれ程楽しく幸せな事か。

そんな会話を夫と何度かした事があった為、私はもし愛犬がいつかいなくなれば、老後まであと一回は別の子を迎えると思っていた。


しかし先日、夫は言った。
「今の子が最初で最後にしよう。次の子はやめておこう」

それを聞いた時、物凄く喪失感に襲われた。今の愛犬がいなくなったら、その後は自分の死を待つだけの暮らしに思えた。

「どうして?以前はまた迎えればいいって言ってたでしょ?」

そう私が言うと、夫は最近気が変わったと言う。

それは年齢のせいかもしれないと言った。

今の愛犬の事は私達が全力で可愛がってきた。特に子犬の頃には、休日の度に海や山、ドッグランにカフェ、色んな場所に連れて行き、愛犬は天真爛漫に喜んでいた。どこに行くのも一緒だった。

「あんな風に出来たのは、時間があったのと自分が若かったから。でも今ならあれだけの事が出来ないと思う」と夫は言った。

「ただ一緒に暮らすだけ。散歩に行くのが精一杯」

そんな暮らしの家に迎えてもらっても、その犬が可哀想だろうと夫は言った。
夫なりに、もし飼うのなら今の愛犬と同じかそれ以上に愛情を注ぎたいらしい。それが出来ないのなら我慢するべきだと言った。

「50歳以上になってペットを飼い始めるのは大変だよ。自分達には子供がいないから、体調に万が一の事があってもその子の世話を頼める人もいないから」

もちろん私もそれは重々分かっていたが、何とかなると思いたかった。
でも確かに夫の言う通り、それは無責任なのかもしれない。

それでもこの先愛犬がいなくなった時の事を想像すると、私は自分が壊れてしまいそうで不安で仕方がない。


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コメント
はじめまして
数日前にこちらのブログをたまたま見つけました。

私もころりさんと同じ子供のいない夫婦で、
心療内科へ通院してた経歴があり、現在は通っていません。
けれど、季節型な体調不良と現在戦っております。

ペットを家族として迎えてらっしゃるんですね。

私は子供の頃に実家でペットを飼っていましたが
犬で19年生きて病気になって手術もしましたが老犬のため、
結局は亡くなってしまいペット霊園へ。
私はその時嫁いでいたので死に目には会えませんでした。
その時からペットは飼えない気持ちがあります。
それは鳥にしろ魚にしても飼えない。。。

もちろん、家族としてお迎えしたら凄く可愛がると思うけど、
先のことを思うとやっぱり無理です。

その代わりに、ペットショップやホームセンターへたまに出かけて見るだけですが、そこでも癒されています。


私の場合なのですが、動物を飼わないけれど植物を育てて癒されています。
植物だって生きているし、枯れたり、虫がついて病気にかかるから
手間はかかります。
枯れちゃったらそれなりにショックではあるけれど
まだ、動物との死を目の前にするよりは
若干軽減されます。

あとは、こちらにも好みによるのですが
動物のぬいぐるみを飾っておくことも癒しになります。

まだ、元気な家族だと思いますが凄く可愛がっていてその子そっくりな
ぬいぐるみを作るようなお店もあるようですが、
逆に辛くなっちゃうようだと逆効果ですね、、、。

先のことを考えてしまうのは、わかりますが
あまり深く考えすぎないように心をいたわってください。
私も人のことを言えないのですが。。。

初めてなのに長々と勝手なことばかり書いちゃってすみません。。。
不快に思えたらごめんなさい。






No title
初めまして。いつもこっそりですが読ませていただいてます。

ご主人の言いたい事は凄くわかるのですが、
やはりペットを家族としている癒しは他に変えられる事のない大切な事ですよね。
まだ先の事ですが、ご主人からそんな宣言されちゃうと心身がざわつくのも私も一緒です。

なので提案ですが、
保護犬を迎え入れるのはいかがでしょう?
元飼い主から理不尽な理由で捨てられたり、野良犬だったりした犬達が、命の期限を決められ毎日毎日殺処分という恐ろしい事が行われてます。
それを食い止めようと保護活動の方々が必死に活動しているのですが、まだまだ間に合いません。
1匹でも数多く引き取ってくれる家族を募集しています。
そんな保護犬達ですが、やはり可愛いい仔犬や血統種などの流行りの犬達の方が新しい家族が決まりやすいそうです。
なので、ある程度歳をとったワンちゃんと一緒に歳を重ねていくという提案はいかがでしょう?

> 「ただ一緒に暮らすだけ。散歩に行くのが精一杯」


これでいいのです。
引き取り手のない捨てられた犬達はこんな贅沢な事はありません。

ご主人だってきっと賛成するはずです。

一度、保護活動している方のブログなどを見てみてください。
ブログ村にもたくさんあります。

きっところりさんご夫婦を待っているひとりぼっちのワンコが、その時を待ってますよ。


精神的自立
愛する家族である愛犬が死んでしまったらもう生きていかれないほどの不安感でいっぱいになってしまうころりさんの気持ち、よくわかります。
愛犬をご主人に置き換えてもやはり同じように不安感でいっぱいになるのではないでしょうか?

私は、私が幼い頃から病身だった母の死は子供の時からずっと覚悟出来ていたはずでしたが、
実際に母の死の宣告を受けた事で、母の面倒をみること母を幸せにすることに喜びや幸せを感じ母の世話をすることに依存していたことで、その依存対象である母を失う喪失感から「母が死んだら独りでは生きていかれない!」という大きな不安感を抱えてうつ状態になり、心療内科の受診になったのです。

人への依存度が大きく、悲観的なものごとの捉え方をする性格、自己肯定感の低さ等が不安を大きくしてしまう原因なのです。

・物事のマイナスの面ではなく、プラスの面を見ること。
・自分の出来てない方を見るのではなく、出来たことの方を見て出来た事を認めること。
・自分にないものを数えず、自分にあるものを数えること。
・人との比較はどんなことも全く意味がなく、人と自分を比較せず、与えられているものに感謝すること。
・どうすべきか?ではなく、自分がどうしたいか?で物事を考えること。

まだ他にも色々ありますが、まずはこれらを日々少しでも積み重ねていくことで、少しずつ自信に繋がってやがては大きな不安感も小さくすることが出来るそうです。

精神的自立ですね。

私はまだまだですが。

ころりさんは愛犬もご主人も今はまだ元気で生きていてくれるのですから、今から少しずつ進んで行かれたらきっと大丈夫ですよ。





お返事
>りぶさん
コメントありがとうございます。
確かにペットとの別れは本当に辛いですよね。
私も子供の頃からペットを飼っていたので、何度か別れがありました。
その時はもう二度と飼わないと思うのに、次の会った子が癒してくれるから不思議です。といっても以前の子の事を忘れる事もありません。
ペットにそっくりなぬいぐるみ、知っています(笑)
私は絶対ダメですね……余計に悲しくなってしまいそう。

>かんちゃんさん
まさにご提案頂いた保護犬の事を夫に話していました。
以前から保護犬を引き取りたい気持ちはずっとありました。
ですが、ある程度歳をとった犬は結局世話が大変だろう……と、夫は慎重に考えています。
ですが私達が元気なうちに、という年齢を逆算すれば、一番良い選択のような気がします。
その時がきたら検討してみますね。

>ココアさん
お母様との関係を読ませて頂いていると、ココアさんの大変さが伝わってきました。
私は甘えた愚痴記事ばかりで恥ずかしい限りです。
ですが、私はココアさんとは環境は違いますが
母への依存という点では分かる部分が大きいです。
これ程私は母が重いと書きながらも、母をいつか無くした時、私はどうなってしまうのだろう?という不安があります。
それは孤独とは違い、紐が切れてしまい宙に浮いてしまうような感覚です。
書いて頂いた精神的自立。
どれも頷けるそう思えたら、と思う事ばかり。
だけど日々の暮らしの中ではそれを頭に置き続けるのが難しく、変わらない自分に嫌気がさします。
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コメントありがとうございます。お返事は気紛れとなりますが
それでも宜しければいつでも歓迎です。また申し訳ありませんが
こちらが不快だったり困るコメントは削除させて頂きますのでご了承下さい。

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