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専業主婦

2016/04/29 Fri 17:39

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祝日の朝。
玄関先の鉢花に水をやっていると、珍しく近所の夫婦を見かけた。
そこのご主人はエリートサラリーマン。毎日早朝に家を出て深夜に帰宅しているらしく、私はほとんど顔を合わせた事がない。奥さんは専業主婦であり、子供は大学生で家を出ているので、その主婦はほとんどの時間を家で一人過ごしている様だった。

家で毎日何しているんだろう?
取り残され感はないのだろうか?

ほとんど引きこもっている自分の事は棚に上げて、その主婦が働く気もなく、それでも満足気に家で過ごしているのがいつも不思議だった。あんな風に専業主婦で何もしていなくても、堂々と家に居られる自分だったらいいのに。

やはり子育てを終えたという達成感があの余裕を生み出しているのだろうか?
私の、常に何かをしなきゃ、何か探さなきゃ、という思いは子育てという女性にとっての大きな仕事が欠けている為に、いつまでも落ち着けないで彷徨うのかもしれない。


その夫婦はどうやら旅行に行くらしく、それらしい恰好をして荷物を抱え、私の家の前を通り過ぎるところだった。

「こんにちは」
と互いに挨拶をすると、いつも話さないその主婦が私に声をかけてきた。

「今日はご主人は?」
「あ……仕事です」
「そうですか~、連休にお一人で寂しいですね」
「いえ、別に……行くところもないですから」

と私は答え、ぎこちなく笑った。


「綺麗な花ですね」とその主婦はまだ話を続けたが、ご主人が隣で待ってくれているので私は「早く行った方がいいんじゃないの?」と内心思いながらも、一向に立ち去ろうとしないその主婦に何か話さなきゃと思い、「ご旅行ですか?」と聞いた。

するとその主婦は嬉しそうに、「そうなの!主人がね、有休をとってくれたから、10連休なんですよ。ずっと行きたかった海外に行こうと思って」と笑った。

何となくそれが言いたかったのかな?と思いつつ私は「わぁ~凄い、海外ですか、いいですねー」と返した。

「お土産買ってきますね!」と言い、ようやくその夫婦は立ち去った。

しまった。こんな会話をしてしまえば、あちらに土産の気遣いをさせてしまう。聞かなきゃ良かった。土産を貰う時には旅行の土産話も聞かないと悪いし、いつも土産を貰うばかりでこちらから返すチャンスがなかなか無い事に気を遣う。

だけどその主婦は余程この旅行が楽しみだったんだろうと思った。
あんな嬉しそうに話しかけてくるなんて初めてだ。
日常は一人で暇な専業主婦。だけどたまの休日に夫と出掛ける事を心待ちにして過ごす。

そんな人生でもいいのかな……

働く事、人と関わる事に後ろ向きになりつつある私がいる。
その主婦が去り際にもう一言言っていた。

「ころりさんも時々ご主人と旅行にでも行ってパーッと楽しんで下さいよ~」

しかし夫と旅行に行って楽しんでる自分が想像出来なかった。
旅行に行って、その時間だけ現実を忘れる事は出来るかもしれないが、地に足がついていない今、何をしていても楽しめそうにない。旅行に限らず、遊びとは仕事や日常生活が充実していてこそ楽しめるものだと思うから。


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強くなれない

2016/04/26 Tue 00:55

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仕事

名前

2016/04/19 Tue 09:53

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ある朝、ゴミ出しに行くと、向かいからセーラー服を来た女子中学生が自転車乗って私の横を通り過ぎた。

すれ違う瞬間、女子中学生は私に軽く会釈してくれた為、私は慌てて会釈を返した。
しかし相手に私の会釈は見えなかっただろう。次の瞬間には既に遠くで自転車を走らせる後ろ姿が見えたから。

どこの子だろう?

私は近所の子供の名前は一人も覚えていない。
知らないのではない。
近所に子供が生まれた時、まだ子供が幼くてヨチヨチと近所を歩いていた時、何人かのご近所ママには挨拶のついでに聞いた事がある。

「可愛いですね。お名前は?」

正直興味はないし、子供が苦手だ。
自分にも子供が欲しかったと思うくせに、子供が苦手だなんて矛盾しているが、子供の扱いに慣れていない為に困ってしまう。
母親にどんな話題を振ればいいのか?子供にどんな言葉をかければいいのか?全く分からずに、ひたすら精一杯の笑顔を浮かべるだけ。
そして年齢や名前を問いかけるぐらいしか思いつかず、名前を聞いた後もお決まりのセリフ。

「わぁ~可愛い名前。いいですね~」

そしてそれ以上会話が続きそうにないと思うと、そそくさと逃げるようにその場を立ち去る。

それから数日もすれば、その子の名前は何だったのか、すっかり記憶から消えてしまう。
そもそも近所の人と会話するなんて、何ヶ月に1回あるかないかだし、何年も顔さえ合わせない人も多い。


そんな状況だから、久々に近所の子を見るとどこの子なのやら、名前は何なのやら全く分からない。それでなくても子供というのは1年も経つと成長してすっかり姿が変わっている(ように見える)。

その為、次に近所の母と子が一緒にいるところに出くわすと困る。
母親を見れば、以前この子供の名前を聞いた事があるという事は思い出せる。
だがその名前が何だったのか思い出せない。何ヶ月、何年前に一度聞いた記憶だ。

しかし何度も聞くなんて失礼だし、幼稚園児のようにある程度成長した子に再び名前を聞くなんて、「近所に住んでいて今更まだ名前覚えてくれていないの?」と思われそうで二度と聞けない。

これが近所の子供全てなので困る。
付き合いがないので関わる事はほぼないが、ごくたまに自治会の用事などで会話の必要がある時に、「○○ちゃんは……」と名前を出す事が出来ず、「娘さんは」とか「子供さんは」とかいう言い方しか出来ない。こういう些細な事が案外相手との距離を作ってしまうと思う。

犬の散歩に行っていると、互いに犬の名前を覚える。
「○○ちゃん」と互いの犬の名前を呼び合い、相手が自分の犬の名前を呼んでくれると、覚えてくれているという事実が嬉しい。

そんな風に犬の名前はどんどん覚えていくのに、近所の子供達の名前は覚えるどころか、もう今はどこの誰だか全く分からないという失礼な状態で、今更どうしようもない。


先日会った女子中学生が、昨日の夕方再び自転車でうちの家の前を通り過ぎた。
やはり会釈してくれたので私も会釈したが、その後ろ姿を見つめていると、なんと斜め前のお宅に帰宅した。
そんな近所の子供だったの?それさえ分からなかった自分に落ち込む。

立ち話をしていた主婦達がその女子中学生に声をかけていた。

「お帰り!今日は部活休み?」

やはり近所同士は家族のような輪が出来ている。うちを除いて。
お帰りとも声を掛けられなかった自分が大人として情けないが、今後も近所の子供との接し方に戸惑い続けると思う。

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