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ギリギリ

2017/07/11 Tue 22:38

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夕食時、夫と会話していると、私の昔の友人の話になった。

「麻子さん、まだ結婚していないの?」と夫。

「年賀状では結婚していないみたいだったけど……今どうしているのか知らないわ」と私は答えた。

夫は、「もう焦らないとギリギリだろ?」と言った。

「何が?」

「だって年齢、いくつだったっけ?」

「多分、今年41歳」

私がそう答えると、夫はやっぱりという顔をして、「ほら、もう子供を生むにはギリギリだろ?」と言った。


親戚や職場で嫌という程言われたセリフを夫が言うなんて。

「別に……仕事頑張ってるんじゃない?」と言うと夫は

「でも子供がいないと老後はやっぱり寂しいだろ」と返した。


ズキッ。

それはもう友人の話ではなく、私達の話に感じられた。夫の心の言葉ではないか。

「それって、あなたが子供が欲しかったって事?老後が寂しいって事?」私は夫を問い詰めるような口調で言った。


すると夫は

「そりゃそうだろ。寂しいだろ。お互いどちらかが亡くなったら一人になるんだから」とダメ押しの言葉を言った。


確かにそうだ。
私も常に思っている事。何度もブログで吐き出してきた事。

だけど同じ言葉を自分が言うのと夫から聞くのとでは違う。何だかとても胃がキリキリした。

「でも、もう年齢的に子供が欲しいと思えないって言ってたじゃない?」と私は更に夫を責めるように言った。

「そうだよ。今の年齢ならもう無理だよ。だけど、もっと若い頃に早く子供を作っておけば良かったな……って思うだけ」


聞きたくない言葉。
夫は素直に言っているだけだろうけど、どの言葉も私の心に突き刺さる。
今頃そんな事言うなんてズルい。それはお互い思っていても言葉にせずにいたいのに。

私が落ち込んだ顔をしていると、夫は「別にころりを責めている訳じゃないよ?事実を言っただけで」と言った。

なのになぜだろう。責められている気がしてしまうのは。


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子なし

自分勝手な話

2017/07/09 Sun 21:31

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私と夫、共通の知人がいる。

その人も子無し夫婦だ。
それ程付き合いがある訳ではないが、どこか彼ら夫婦の存在が安心感のようなものを与えてくれていた。少なくとも私にとっては。

私達と同年代のご夫婦で、初婚同士だが晩婚だった。
30代後半で結婚したが、子作りを焦る事なく、二人で新婚生活を楽しんでいるようだった。子供がいれば出来ないような、旅行や趣味を二人で満喫していた。その頃私は既に子供の事で焦り始めていた為、そんな風に自然体で過ごせる夫婦が羨ましくもあり、不思議でもあった。

子供はどうするのだろう?海外旅行なんてしている場合なのだろうか?

余計なお世話だが、どうして不安にならないのか教えて欲しいぐらいだった。

そうして2~3年経ったある日、夫がその知人と会った。
帰宅した夫は言った。

「彼らも不妊治療を始めたらしいよ」

そうか。やっぱり。
始めるのが遅すぎるような気もしたが、そういう人達に限ってすぐに授かるのかもしれない。そんな気がした。

次に彼らに会う時には、奥さんは妊娠しているんじゃないか?
そう思うと取り残され感でいっぱい。

だが私の対抗心は無駄なようだった。
それからも彼ら夫婦にも子供は出来なかった。

それでも私は毎年彼らの年賀状を見る度ドキドキした。
今年こそおめでたの報告があるのではないか?そう思いながら写真付きの年賀状を確認し、スリムな奥さんのお腹を見てホッとする。そんな日々が続いた。


私と同じであって欲しい。子無し夫婦が身近にいて欲しい。
他人の不幸を願う嫌な自分。


そして先日、私達夫婦は偶然その知人に会った。

「お久しぶりです」

と挨拶し、私は「奥様はお元気ですか?」と尋ねた。ここでもまだ、もしかして妊娠したのかしら?と気にしてる自分がいた。


すると次にその知人は予想外の事を言った。

「実は離婚したんですよ」


あまりに驚き過ぎて私達夫婦は言葉が出なかった。
少し前まで不妊治療を頑張っていると聞いていたから。

当然離婚の理由などは聞けず、会話は曖昧なままその場を別れた。

「どうしたんだろう?あんなに仲が良さそうだったのに」と私は夫に言った。

毎年の送られてきた彼らの年賀状。旅行先でのツーショット写真を思い出す。

「子供が出来なかったからだろ」

と夫は言った。

なんだか悲しい。子供がいなくても仲良く暮らす夫婦でいて欲しかった。
彼らに子供が出来ても取り残され感。
彼らが離婚しても取り残され感。

自分勝手な話。


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子なし

安心感

2017/06/26 Mon 20:34

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私の実家の親も、夫側の親も、それぞれ歳を取ったのか、最近どちらの家に行っても墓や葬式の話になる事が多い。

私自身は暗い性格だが、親から聞く話は明るい方がいい。

病気、孤独、介護、葬式、墓、……そんな話を聞く度に心に重石を乗せられたような気持ちになる。

とくに義母は、自分のお葬式が自分の希望通りに行ってもらえるのか心配らしい。
自分の死後の事まで心配出来るなんて、ある意味今が幸せな証拠だと思うけど。

どちらの親にも私は答える。

「心配しなくても大丈夫だから」

どれ程重荷な事であれ、残された子である私達が最後は責任を持つしかない。
多分、その時には私は大部分を夫に頼る事になるだろう。夫がいてくれるからこそ、親達に「大丈夫」と答えられる。


だがそれとは別に、年々不安になっているのが、自分自身の時の事。

私が夫より先に亡くなればいい。
そうでない場合の時が怖くて仕方がない。

誰も頼る人がいない中、私一人で夫の葬儀なんて出来る?と、リアルにその時を想像してみる。


付き合いのない夫の親戚、夫の仕事関係の人達、私の親戚、近所の人達……。
そういった人達に挨拶し、葬儀後の食事と会話の相手をする。

想像するだけで倒れそうだ。とても私に出来るとは思えない。

ある時、子供のいる主婦とそんな会話をした時、「分かるわー不安よね」と共感してくれた。

しかし私は内心、「あなたには子供がいるから私の不安と同じではないでしょう」と、歪んだ感情を持った。
たとえ子供が何もしてくれなくても、ただ傍にいてくれる存在がいるのといないのでは全く違う。

私は今、何か困った時、辛い時、悲しい時、いつもいつも夫に頼っている。夫だけに。
だからその夫がいないという最大の悲しみの時、とても私に乗り越えられるとは思えない。

葬式もせず、誰にも知らせず、何もせずただ一人で蹲ってしまいそうだ。

考えても仕方がない事。
分かってはいるが、ついつい考え始めると黒い沼にハマっていく。

自分より長生きするであろう家族がいるという安心感。
それがある人が羨ましい。


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子なし
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