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明日、君がいない

2017/01/09 Mon 20:16

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この連休、夫は出張で家におらず、近所では家族連れの騒がしい声。
私はいつもの様にカーテンを閉めたまま、ほとんどの時間をソファで寝て過ごした。

夫がいない日には、疑似的に独身の気分になる。
もしいつか私より先に夫がいなくなれば、私は毎日こういう生活を送るのか……と実感する。

それがいかに孤独なのかを思い知らされる。


そんな重い心であるDVDを観た。


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『明日、君がいない』


2006年制作のオーストラリア映画。日本でのキャッチコピーは「追いつめられても、SOSが届かない」

ストーリー:午後2時37分。オーストラリア南部の高校で誰かが自殺を図る。
その日の朝。弁護士を目指す優等生のマーカス、両親の自分に対する扱いに不満を抱くマーカスの妹メロディ、スポーツマンで人気者のルーク、自分たちは最高のカップルと信じるルークの恋人サラ、ゲイに対する差別に悩みマリファナに手を出すショーン、排尿障害によりいじめを受けるスティーブン、6人の高校生がそれぞれに悩みを抱えながら登校する。自殺するのは誰なのか、いったい何が原因だったのか…。(Wikipediaより)



全く期待せずに観た映画だったが、見終った後も心から離れない。
最初に自殺から始まる事を見ても分かる通り、とても重い映画。見る側の心の状況によっては影響を受ける可能性があるかもしれないので、見るには注意が必要かもしれない。

私は見終った後、とても良く出来た映画だと思った。
良い映画かどうかは分からない。「良く出来た」映画だ。
邦画のタイトルもとても合っていると思う。

なるほど、そういう事か。
そんな風に意外なラストには強いメッセージを感じる。
これはネタバレせずに観た方が絶対に良い。

ある意味、私が日々このブログで悶々と書いている事とこの映画のメッセージが同じように思える。

孤独。
人とどこまで関われるのか?
他人の悩みなんて本当は誰にも分からない。

この映画を観て暗い気分になり落ち込む人も多そうだが、私はなぜか冷静になれた。
誰だって同じ。自分だけじゃない。


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愛を読むひと

2016/10/09 Sun 21:09

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世間では三連休。常に連休の私には特別なものではないが、連休になると近所の人達は遠方に出掛けるのか、家の周りで人を見かけなくなるのが嬉しい。いつもの井戸端会議の声も聞こえない。それだけで解放感を感じる。

夫は珍しく出張で留守の為、私は一人リビングでソファに座り、ネットでレンタルしたDVDをセットした。一人過ごす時には映画を観る事が多い。その世界に入り込み、現実を忘れられるのが好きだ。

私がお気に入りの映画監督はスティーブン・ダルドリー。
心に響く映画が多く、静かで落ち着いた空気感もいい。

私の中で最も大好きな映画は「リトル・ダンサー」。
随分前の映画だが、これ以上にいいと思える映画には未だ出会えていない。

リトル・ダンサーは数えきれない程観たので、今回は久々に「愛を読むひと」を観る事にした。

この映画は7年程前に一度観たきり。
やっぱり空気感は好きだった記憶があるが、それ以上の何かを感じた覚えがなかった。

だからそれ程期待せずに観た。

が、観始めると以前観た時の印象と違う。所々セリフを覚えているし、ストーリーの流れも分かっている。
なのに以前は感じなかった「心が痛い」という感情が私の中にあった。


(※以下内容に少し触れますのでご注意を)

ケイト・ウィンスレット演じるハンナという役の女性が登場するのだが、とにかく私は彼女に感情移入した。彼女の抱えるコンプレックスとプライド。コンプレックスを皆に知られるぐらいなら罪を被ってしまう方がいい、それ程までに自分と葛藤し続ける彼女が痛々しく、なぜか自分と重ねて観ていた。

自分自身には何もないのに、プライドだけが高い。本当は人にどう思われるか不安で恥ずかしくて仕方がないのに、いつも強がって平気なフリをしてしまう。そんな私自身を映画を通して観ているようだった。

ハンナには唯一の救いの手があった。マイケルという男性。
いっそ頼りきってしまえばいいのに。少しぐらいバカになり切れればいいのに。

観ていてそう思ったが、ハンナのプライドがそれを許さない。とても悲しい結末を迎える。

だが結局誰にもハンナを救えないのかもしれないと思った。ハンナの葛藤は彼女自身にしか理解出来ず、誰かが助けようとしても彼女は心から満足出来る事はないように思う。


この映画を初めて観た時には、今回のように心を動かされなかった。

映画とは不思議だ。観る時期、自分の心境によって、全く映画から感じるものが変わってくる。
きっと私は以前より今の方が、このハンナという女性に近いのだろう。

観終わった後、悲しいけどとても良い映画だと思った。
一人きりの三連休に観るのに丁度よい映画だった。


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ルーム

2016/04/11 Mon 21:22

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最近観たレンタルDVD。

「バクマン。」
「バケモノの子」

どちらも面白かった。以前はあまり日本の映画は好きでなかったが、この映画は中途半端な洋画を観るよりずっと良かった。邦画といっても漫画の実写とアニメだけど。最近のヒットしている邦画やドラマは漫画が原作のものが多いような気がする。

良い映画を観終わった後は、必ず「また違う映画を観たい」と思える。この感動、別世界に入る感覚を再び味わいたいと思うのだ。


それで私は久々に映画館に行く事にした。
それも一人で。

私はお一人様が苦手だ。一人での外食も人目が気になって出来ない。一人で出来る事といえばショッピングに時々行くのが精一杯。
だが少し前から演劇を一人で観に行くようになり、もしかして映画も一人で行けるかも……と思えてきた。誰か知人と会ったら嫌だな……と迷う気持ちもあったが、今は映画館で映画を観たいという気持ちがほんの少し勝った。

そして家からは少し離れた映画館に行った。
ここなら知人と会う確率は少ないだろう。それも平日の昼という事もあり、思っていたより人も少なく私は安心した。

だが肝心の観たい映画を決めていなかった。何の下調べもせずに来たものだから、その場で何を観ようかと上映中のポスターを眺めた。

「あっ……」

と、目に付いた映画が「ルーム」。

そういえば少し前にCMか何かで目にして、観てみたいと思っていた映画だった。
だがうっすらと記憶の片隅に残ってる程度だった為、詳しい内容は知らずただ「監禁」というキーワードだけが印象に残っていた。
子供が監禁されるのか、大人が監禁されるのか……それさえも認識しておらず、ほぼ予備知識のない状態でその映画を観る事となった。


観始めて10分、20分、と過ぎていくうちにどんどん映画に引き込まれていく。
この映画はわざわざ状況説明をしない。だけどその会話や一言のセリフからその状況が理解出来るように展開されていて、それがよりリアリティを感じさせる。

そしてとにかく主演の母親と息子の演技が素晴らしい。
(映画を観終わった後でこの女優がアカデミー賞主演女優賞を受賞していたと知った私。かなり間抜け過ぎる)

この二人、演技していると感じさせないのが凄い。私はかなり前半の場面から涙がこぼれそうになった。
この映画は、「さぁ、ここで泣かせますよ!」という程の大袈裟な演出はないのだが、なぜか普通に会話している時も心がキューッと締め付けられる。
私は前半で涙腺が開いてしまった為、ほぼ全般に渡って涙を堪えるのに必死だった。

途中のドキドキハラハラ、そして母としての葛藤と愛情、子供の純粋さに心を奪われた。

観る人によってはそこまで感動しない人もいるかもしれない。映画とはそういうものだ。
観る人、観る時期、観る時の心境によって同じ映画を観ても感じ方が全然違う。

以前、私は「アンコール!!」という映画を観て、これまた号泣した事があった。
だがその2年後ぐらいに、あんなに泣いた映画だからもう一度観よう!と意気込んで観てみたら、一体どこで感動したのか分からないぐらい平常心で観終わった。
観る時によってそれ程感じ方が変化する。

今回の「ルーム」は私にとって、今自分の心に最も響く映画だったのだろう。
子供がいなくても、母として気持ちを重ねて観ている自分がそこに居た。
精一杯子供を守りたい。そして自分の選択は間違っていたのか?苦悩する。自分は弱くて自信なんてない。それでもこの子供にとって自分がたった一人の母なのだ。

もし自分に子供がいたら、ダメで弱い母だっただろうと思う。
この映画のような極端な境遇にはならなくても、きっと私なりに思い悩みながら育てるのだろう。だけどこの映画の母と子の繋がりを観ていると、どうしようもなく羨ましく、そして切なくなった。

久々に良い映画に出会えたと思う。こういう映画を観た後は、また早く違う映画が観たくて仕方がない。ほんの一瞬、心を豊かにしてくれる時間だから。

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